キリスト教の墓石デザインとその目的や刻む文字。キリスト者のお墓の趣旨やデザイン。
日本で生まれ育った方が基督教の洗礼を受けるとき、押し立つ命題っていうのは先祖のお墓をどうしていくのかであることが多々あると思います。
世嗣ゆえにお墓を継承していかなければならないという役目の方。
亭主が仏教のお寺にあるお墓を承継している嫡流なので、自らもそこに骨を埋めなければならない基督教を信仰しているお嫁さん。
伉儷が宗教精神が食い違う際、別々のお墓に入るのか。
墓守りは、近親者にしてみればものすごく大事なポイントということで、煩雑になることがおおかたとしてあることですよね。
キリスト教信者がお墓を造る要旨は、最後の審判の前の復活の日のために備えるためである。
世界の最終章には、あらゆる人間が神さまの力によって復活し、最後のジャッジメントを告げられると聖書を通して記されています。
決して、いまの肉体と関連がないわけではございません。
イスラエルにあるオリーブ山では、神の子の再臨の日にたちまちに死んだ状態から復活させられ、携挙していただきたいと、たくさんのビリーバーが石棺の中に埋葬して備えています。
こういったバイブルの復活の預言を理由としてお墓へお骨を置いておくというのが、基督教としてお墓の意義です。
何故かは分かりませんが日本社会では、キリスト者になったら墓参りをしない親不孝者だといった偏った視点がありますが、聖書信仰者は墓前礼拝を捧げます。
